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師団司令部の構成

「師団司令部条例」(明治21年5月12日勅令第27号)によると、師団司令部は原則として次の構成とされていた。

本部
師団長(師団長1名は中将。合計1名。)
参謀部(参謀長1名は大佐、参謀1名は中少佐、参謀1名は大尉。参謀部及び副官部に通じて書記9名は曹長・同相当官・1等軍曹・同相当官・2等軍曹・同相当官。)
副官部(副官1名は少佐、副官1名は大尉、副官2名は中少尉。参謀部及び副官部を通じて合計16名。)
計官(計官1名は中少尉。1・2・3等書記2名は曹長・同相当官・1等軍曹・同相当官・2等軍曹・同相当官。)
支部
法官部(理事3名は佐尉官相当官、録事3名は准士官・曹長相当官・1等軍曹相当官・2等軍曹相当官。合計3名。)
監督部
軍医部(軍医長1名は大中佐相当官、部員2名(軍医1名・薬剤官1名)は大尉相当官、部員1名は中少尉相当官。書記3名は曹長・同相当官・1等軍曹・同相当官・2等軍曹・同相当官。合計7名。)
獣医部(獣医長1名は大尉相当官、書記1名は1等軍曹・同相当官・2等軍曹・同相当官。合計2名。)
以上、監督部を除いて、中将1名、佐官同相当官4名、尉官同相当官12名、准士官・下士18名の、合計35名とされた。

大日本帝国陸軍では、近衛師団、戦車師団、高射師団及び飛行師団を除き、師団について単に「第○師団」と数字のみ冠して呼称した。この師団番号は、当初は軍管区番号をそのまま師団番号とした。これが第1師団から第6師団である。その後は、編成された順に師団番号を順に増加させていった(宇垣軍縮による師団廃止に際してはその番号は欠番とされた。)。

日中戦争勃発後は、先の宇垣軍縮で欠番となった師団番号を復活させたほか、留守師団の担任で編成された特設師団に100番代の番号を振った(第101師団など)。そして、昭和20年(1945年)4月には本土決戦第二次兵備として編成した師団に200番代の番号を振った(第201師団など)。

陸上自衛隊では、師団の上位に方面隊(英訳では軍(Army)と訳されている。)が常置されている。師団長は陸将(中将相当)。陸上自衛隊の師団(第7師団除く)は、3個又は4個普通科連隊(歩兵連隊に相当する)が基幹である。
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昭和25年(1950年)発足の警察予備隊は管区隊編成(管区総監部及び連隊その他の直轄部隊から成る。)を採用し、4個管区隊(第1管区隊は東北南部から名古屋・新潟まで、第2管区隊は東北北部以北、第3管区隊は中部・四国・中国の大部分、第4管区隊は山口及び九州を管轄する。)を置いていた。昭和27年(1952年)当時の管区隊の編成は、3個普通科連隊、特科連隊、偵察中隊、施設大隊、補給中隊、通信中隊、武器中隊及び衛生大隊からなる約1万5千人の部隊であった[5]。

保安隊時代(昭和27年10月15日-昭和29年)には管区隊の数は変更はなかった。自衛隊発足後、順次管区隊の増加及び混成団の編成が進み、第1次防衛力整備計画中の昭和33年度までに6個管区隊4個混成団体制となる。なお、昭和36年(1961年)当時の管区隊の編成の単位は1万2700名であった[6]。

そして、昭和36年法律第126号による自衛隊法改正により、管区隊が廃止されて師団制が採用される。これにより、昭和37年(1962年)に師団編成に改編される。この際に、甲師団(4個普通科連隊を主力とする定員9千名)、乙師団(3個普通科連隊を主力とする定員7千名)、丙師団(乙師団に準じた部分的機械化師団)の3タイプに分かれることとなり、また普通科連隊の大隊が廃止された。

当時は後方支援職種部隊は師団直轄部隊であったが、後に「後方支援連隊」が新設されてその隷下となった。また、師団司令部付隊の化学防護小隊が独立して化学防護隊とされた。また、後方支援連隊隷下の武器大隊等が改組され整備大隊へ移行した。いくつかの師団は担当警備地区の状況により旅団へ移行するなど、陸上自衛隊の師団の編成も、時代の趨勢により編成を改めていった。

「中期防衛力整備計画(平成17年度?平成21年度)について」によって示された陸上自衛隊の師団のあり方は次の通りである。北海道に配備されている師団は総合近代化師団とされ、本州以南に配備されている師団は即応近代化師団とされ、即応近代化師団の中でも東京・大阪に配備されているものは政経中枢タイプ師団とされる。なお、第5師団は旅団化のため欠番である。また以前は第11師団以降、第13師団まであったが、これらも旅団化している。

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2009年06月01日 13:14に投稿されたエントリーのページです。

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